そもそも、国内旅行業務取扱管理者とは何でしょうか?
国内旅行業務取扱管理者とは?
試験実施機関である「全国旅行業協会」のホームページに以下の記述があります。
この資格試験は旅行業法に基づき実施されるもので、旅行業者は各営業所ごとに「旅行業務取扱管理者」を1名以上選任し、一定の管理及び監督業務を行わせることが義務付けられています。
...ん?
よくわかりませんよね。
簡単に言うと、旅行会社の営業所で、お客様の旅程を管理する人のことです!
そして、法律でこの資格を持つ人を必ず営業所に配置しなければいけないのです。
ちなみに、国内旅行の旅程を管理するためには「国内旅行業務取扱管理者」の資格が必要ですが、
海外旅行の旅程を管理するためには、別の「総合旅行業務取扱管理者」の資格が必要です。
この資格を持っていれば、旅行会社への就職が有利になるかもしれませんね。
受験資格は?
基本的に、年齢や学歴等に関係なく、誰でも受験することができます。
試験日や申込締切はいつ?
試験は毎年9月上旬に行われます。
受験案内は6月上旬にホームページに公開されます。
そして、申込締切は7月上旬です!
最新の情報をチェックして、忘れないよう気を付けてください!
試験会場が限られている??
実はこの試験、受験地が限られています!
すべての都道府県で行われているわけではありません。
北海道(札幌)、宮城(仙台)、埼玉(草加)、東京(都内4会場)、愛知(名古屋)、大阪(府内2会場)、広島(広島)、福岡(福岡)、沖縄(那覇)
以上の受験地のみです!
ちなみに、東京と大阪の受験者は会場を選ぶことができません。
近場では受験できないのが痛いですね~
受験科目は?
全科目受験者は以下の通りです。(13:00より入室可能)
時 間 | 試 験 科 目 |
13時30分~15時30分 | ① 旅行業法及びこれに基づく命令 ② 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 ③ 国内旅行実務 (ア)運送機関及び宿泊施設の利用料金その他の旅行業務に関連する料金 (イ)旅行業務の取扱いに関する実務処理 |
また、以下に該当する人は、③国内旅行実務 が免除されます。
- 当年度もしくは前年度の「国内旅行業務取扱管理者研修」の修了者
- 前年度の「国内旅行業務取扱管理者試験」の不合格者のうち国内旅行実務について合格点を得た者
申請が必要なので忘れないようにしましょう!
ちなみに、これに該当する人は以下の時間になります。(13:40より入室可能)
時 間 | 試 験 科 目 |
14時10分~15時30分 | ① 旅行業法及びこれに基づく命令 ② 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 |
試験開始時間の15分前より試験の説明が始まりますので、13:55までにはトイレなどを済まして着席しておきましょう!
受験料はいくら?
受験料は5,800円です。
銀行か郵便局に受験手数料を納入します。
振込手数料は振込人の負担となります。
しかし、三井住友銀行本支店の窓口(ATMを除く)から所定用紙を使用して振り込む場合、振込手数料は無料です。
試験当日の注意事項
- 受験票は忘れないようにしましょう!
受験案内には「受験票を所持していない場合は、受験できません。また、試験会場を間違えた場合、その会場では受験できません。 」とあります。
ですが、実際は受験票を忘れても受験できます!
当日、会場で案内があると思いますが、会場本部にて手続きをすると受験することができます。
もし受験票を無くしたり忘れてしまったら、早めに会場に行き、余裕をもって手続きを済ましましょう!
- 途中退出について
この試験では、途中退出が可能です。
詳細は、各会場で確認してください!
さいごに
年に1回の貴重な試験、万全の準備をして挑みましょう!
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