そんな人に是非おススメしたい作品が「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(略して「はめふら」)です。
この記事では、今年7月に第2期が始まるまさに旬な本シリーズの見どころについて解説します!
「はめふら」ってなに?
このアニメはタイトルの通り、主人公が乙女ゲーム「Fortune Lover」の世界に転生するお話です。
このゲームの主人公ではなく、なんと悪役キャラに転生してしまったカタリナは、シナリオ通りに進めば最後に婚約者に殺されるか、国外に追放されてしまうのです。
そんなバッドエンドを回避すべくカタリナが奮闘していきます。
「はめふら」のここが良い!
今作の見どころは、なんといってもトラウマを抱えたキャラクターたちの「人生観が変わる瞬間」です。
カタリナは常に「最悪のバッドエンドを回避するにはどうすれば良いか」だけを考えて行動します。
ですが、天性の人たらしである彼女の行動は、無意識のうちに周りのキャラクターの心を掴んでしまうのです。
例えば、第1話ではカタリナの弟であるキースが登場します。
キースは幼少期に、自身の魔力を暴走させて兄弟に怪我を負わせてしまい、周囲から「化け物」と恐れられた過去があります。
そのため、むやみに魔力は使わないと決めていました。
ですが、カタリナの強引なお願いでキースは魔法を使ってしまい、その結果カタリナは気を失ってしまいます。
キースは自分のせいで姉を傷つけてしまったと思い込んでしまいます。
「全部僕が悪いから、どんな罰でも受ける。」
そういって彼は、カギを持ったまま部屋に閉じこもってしまうのです。
カタリナが気を失ってしまったのは、完全に彼女の不注意のせいです。
カタリナはキースに謝るために走って彼の部屋に向かいますが、キースは決して扉を開けてはくれません。
「僕はもう姉さんの傍にはいられない。」
自分の魔力のせいで、周囲から人が離れていったトラウマをもつキース。
部屋に独りでいることで、大切な人を傷つけずに生きていけると思ったのです。
「このままではゲームの展開どおりだ。」
なんとか阻止してバッドエンドを回避しなければ!
そう思ったカタリナは、斧を手に取り、なんと部屋の扉を切り刻んだのです!
強引に部屋に足を踏み入れたカタリナに「僕が怖くないの?」と尋ねるキース。
「怖いわけないじゃない。これからもずっと一緒よ。」
自身の固い心の「扉」を壊してくれたカタリナに、キースは恋心を抱いていきます。
カタリナに翻弄される9人のキャラクター
このように今作では、トラウマを抱えたキャラクターたちをカタリナが「攻略」していきます。
カタリナはバッドエンドを阻止するために必死に行動しますが、それがいつの間にかキャラクターの心をも開いていくのです。
そして最後、なんとキャラクター全員が、男女関係なくカタリナに恋心を抱いてしまいます。
そんな天性の人たらしに攻略される9人のキャラクター。
たとえば、カタリナの婚約者ジオルドの弟であるアランは、優秀な兄といつも比較され、「ジオルドに良いところを全部持っていかれた残りかす」と罵られるほど。
何事にも自信を持てずにいました。
また、カタリナの親友となるソフィアは、老人のような白い髪と血のような赤い瞳を持ち、周りから「気味が悪い呪われた子」として恐れられ、誰も彼女に近づこうとしませんでした。
(実際はすごい綺麗な子です!)
さて、カタリナは彼らをどのように「攻略」していくのでしょうか?
みなさんにも、このように思い出したくない過去はありませんか?
あなたと同じ悩みをキャラクターたちが抱えているかもしれません!
もしかすると、カタリナがあなたのトラウマも希望に変えてくれるかも!
かっこよく、かわいいキャラクターのイラストや彼らの抱える過去について、ぜひこちらの公式サイトでチェックしてしましょう!
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